写真作家としての多様な経験を生かし、新しい風を吹かせる

掲載号:2019年春夏Vol.1[京都版]
  • 株式会社便利堂 / プロジェクトの 企画・運営
  • 京都精華大学 芸術学部造形学科 卒業
  • 溝縁 真子さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.benrido.co.jp
  • 印刷会社で企画や運営に携わる
  • 便利堂は、ガラスに転写した版を用いるコロタイプという印刷技法を受け継いでいる会社です。約160年前に考え出された技法で、微妙な色の変化や質感を表現できることから、文化財の複製や芸術作品の印刷に用いられています。コロタイプのプリント体験ワークショップを開催したりする「コロタイプアカデミー」と、便利堂が主催する「HARIBAN AWARD」という写真コンペティション。これら2プロジェクトの企画と運営に携わっています。
  • 大学で見た自由な世界に衝撃
  • 幼少期からピアノを習い、中学・高校では吹奏楽部に所属してトランペットやサックスを演奏して、音楽浸けの毎日。でも高校生のとき、音楽で生きていくの?と疑問を感じるように。そんな頃、京都精華大学のオープンキャンパスや学園祭に行き、衝撃を受けました。学生や先生たちが、高校生の私には考えられないような奇想天外なアートを作りだして、生き生きとしていたんです。こんな自由な世界があるんだと驚きました。それでこの大学に行きたいと思ったんです。
  • さらに学びを深めるためドイツ留学
  • 大学では版画を専攻しました。理由は、父が写真家で、もともと私も写真に興味があったため。写真はネガから写真画像を複製していくものなので、版画と考え方が同じなんです。とにかく友人や日常生活の風景を撮りましたね(笑)。さらに、もっと写真を学びたいと、卒業後、ドイツへの留学を決意。日本で働いて資金を貯め、2010年から2017年までライプツィヒに滞在。大学で写真を勉強しました。
  • 一人でできないことも可能になる
  • 転機は帰国後。「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)」に作家として参加し、便利堂の海外事業を手掛ける河内タカさんと知り合いました。聞くと、海外に向けて働くスタッフを探しているとか…。版画を勉強し、写真作品を作ってきた経験や語学力を生かして仕事ができる!そう思い、働きたいと即答! 2017年5月に就職しました。ワークショップで技術を多くの人に伝えたり、作家の想いを大切にして作品を展示したり。仕事をしていて感じるのは、一人ではできないことも、チームで取り組めば、可能になる、その面白さ。自分自身もいろいろな人を巻き込んで、新しい風を吹かせて仕事ができる人材でありたいです。

「コロタイプアカデミー」では、実際にはがきにコロタイプで写真を刷るワークショップを開催。この技法の奥深さを実感できる。

思い出

留学していたドイツ、ライプツィヒ視覚芸術大学での最終審査が終わり、審査員の教授と握手をしている様子。

  • お客さまのことを常に考えて仕事に取り組む日々

    三菱UFJモルガン·スタンレー証券株式会社 / 証券営業
    聖心女子大学国際交流学科 卒業
    藤本 春奈さん

  • 固定概念に捉われず、柔軟な営業スタイルで仕事に邁進

    株式会社ユーシン精機 / 営業
    立命館大学 経済学部経済学科 卒業
    富森 啓太 さん

  • これから社会に出ていく子どもたちが、充実した教育を受け、いろいろな体験をできる場所をつくる。

    足立区役所 教育指導部 教育政策課 / 区役所職員
    明治大学 法学部 卒業
    坂上 琢さん