正確に、スピーディーに処理できると自分の成長を感じます

掲載号:2019年春夏Vol.1[京都版]
  • 株式会社堀場製作所 / 経理
  • 京都府立京都すばる高校 企画科 卒業
  • 野田 みゆきさん
  • 勤務先ホームページhttp://www.horiba.com
  • 高校時代の学びを生かして
  • 分析や計測機器の総合メーカー、堀場製作所で経理の仕事に携わって、5年目になります。主な仕事は、取引先への支払業務や会社に届いた請求書など、さまざまな伝票のチェックです。多い時では一日に100件以上の伝票を確認することもあります。そのほか、新しい経理システムの導入プロジェクトにも参加しています。商業高校でしたので、在学中に簿記や情報処理といった事務職に役立つ検定を受験し、資格を取得していましたが、実際に仕事をはじめて、勉強してきたことが「そういうことだったのか」と理解したことも多く、ようやく身についてきたような気がします。
  • 進路に悩み、会社を見学
  • 高校時代は、進路について悩んだ時期もありました。「仕事ってどんなことをするんだろう?」「私には何が向いているんだろう?」そんな風に考えて、なかなか職種を決められませんでした。それで、少しでも興味があることについて、情報を集めることに。もともと、黙々と作業をしたりすることは苦にならないタイプ。事務職がいいのではないかと思い、先生に相談したところ、堀場製作所を見学する機会をいただきました。そこで先輩社員の話を聞いて、仕事の具体的なイメージを描くことができ、この会社を志望したんです。
  • 人に教えるには深い理解が必要
  • 入社時は何もわからない状態で、先輩方に教えていただきながら仕事をしていましたが、今では、私より後に経理部に配属されて来た人に仕事を教えることもあります。私の理解が十分でなければ、人に教えることはできません。ですから、これまで以上に掘り下げて考えるようになりました。なぜそれをするのかという理由やどうすればわかってもらえるかということ。伝えることは難しいと日々感じています。
  • 早い回答が相手の余裕につながる
  • 優先順位を考え、丁寧に迅速に対応することを心掛けています。現場の方が発注した品物の伝票が、最後に処理されるのが経理部。伝票処理のことで、問い合わせをうけた場合には、相手に少しでも時間の余裕を持ってもらえるように、できるだけ早く回答しています。また、くり返し行うルーティーンワークも多くあります。仕事が昨日よりわずかでも早くできた分、自分の成長を感じています。

「新システムの導入にあたり、東京から熊本まで全国6ヵ所の営業拠点を回って説明会を行いました。人に伝えるのは難しいと実感しました」。

「分かりやすかった」「早く対応してくれてありがとう」と言われるとやりがいを感じます。

  • 「芯のある女性になりたい」。その想いから目指した職業が警察官です。

    岐阜県岐阜羽島警察署/警察官(交番勤務)
    朝日大学法学部卒業2012年卒業
    林泉希さん

  • 将来を担う「人財」に関わり企業の土台を作る

    凸版印刷株式会社 / 採用担当
    青山学院大学 経営学部卒業
    大貫 慎さん

  • 「人を救う仕事をする」という決意

    日本赤十字社 / 血液センター供給課
    専修大学法学部 卒業
    奈良 和紀さん