お客様の日常生活をサポートする仕事
掲載号:2019年春Vol.16[静岡版]

- 株式会社エンチョー / ホームセンター販売員
- 富士常葉大学(常葉大学) 総合経営学部卒業
- 堀口 卓真さん
- 勤務先ホームページ:https://www.encho.co.jp/
- 就職は県内でしたいと思っていたので、大学も県内
- Q. 高校生時代のことを教えてください。部活漬けの高校生活でした。テニス部だったのですが、どの部活よりも練習が厳しかったので(笑)、精神面はかなり鍛えられたと思います。経理科(現、商業科)だったので、普通科目以外に簿記についても勉強し、全商簿記1級検定を取得しました。Q. 大学生時代のことを教えてください。就職は県内でしたいと思っていたので、大学も県内で探しました。進学先に選んだのは、地元就職に強い富士常葉大学(※現在の常葉大学)総合経営学部。より専門的に、簿記やワード・エクセルなどオフィス関係の知識、プログラミングについて勉強しました。就職活動を始めたのは、3年の夏くらいから。授業の一環で製造業へのインターンに参加しました。私は就職活動に不安を抱いていたので、キャリアセンターへも相談に行き、ガイダンスの情報や求人案内を教えてもらったり、履歴書の添削や面接対策をしてもらったりしました。
- 私たちの仕事は、お客様の日常生活をサポートすること
- Q. 仕事について教えてください。県内を中心にホームセンター『ジャンボエンチョー』を展開する株式会社エンチョーに就職しました。研修後、店舗に配属され、レジ業務や商品を袋詰めするサッカー業務を任されました。最初に苦労したのは、商品知識を覚えること。ホームセンターが取り扱う商品数は膨大にあり、ハードとソフトに大きく分かれます。ハードは電動工具など、ソフトは日用品やインテリアなど。お客様からの問い合わせに対応できるよう、本社でおこなわれる研修会に参加したり、自分で調べたりして徐々に勉強していきました。Q. 現在の仕事内容を簡単に教えてください。私たちの仕事は、お客様の日常生活をサポートすることです。それを一番感じたのは、昨年台風が来たときのこと。浜松地区は停電してしまったのですが、奇跡的に当店だけは電気が通っていたんです。そのとき、本当に多くの方に来ていただき、地域のみなさんから頼りにされていることを改めて実感しました。Q. 心がけていることは?いま私が担当しているのは、インテリアや文具の部門です。売場での接客以外にも、発注業務や企画に合わせた商品の入れ替え、スタッフ管理をおこなっています。売場づくりで心がけているのは、ディスプレイを華やかにするよりも、お客様が選びやすく取りやすい陳列です。
- お客様からの言葉にやりがいを感じます
- Q. 仕事のやりがいを教えてください。地域に密着している店舗なので、何回も来店してくれるお客様も多いです。やっぱり、お客様からの『ありがとね。また来るね』といった言葉にやりがいを感じます。
- 『あいさつの大切さ』と『夢をもつ』
- Q. なるためには必須ではありませんが、DIYアドバイザーをもっていると仕事に役立ちます。高校時代、先生によく指導されたのは、『あいさつの大切さ』。社会に出たいまも、あのころ基本的な礼儀や上下関係を教わっていてよかったと感じています。あと、いま振り返ると、『夢をもつ』ということも大切だと思います。『これをやりたい!』『これが好き!』というものが1個でもあると、学生生活の過ごし方も変わってくると思いますよ。