科学と社会をつなぐコミュニケータとして、様々な企画に奔走中

掲載号:2015年春Vol.4[東京版]
  • 株式会社資生堂 / 研究推進部 学術室
  • 東京農工大学農学部 卒業 東京大学大学院農学生命科学研究科 修了
  • 蓑田 裕美さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.shiseido.co.jp/
  • 多くの人に発信する研究所広報の仕事に興味をもつように
  • Q. 学生時代のことを教えてください。
    高校時代は、文化祭実行委員長としてみんなで文化祭を成功させたり、生物部の立ち上げに携わったりしました。様々な活動を通し、人と人がつながることの面白さを実感しましたね。高校卒業後は、東京農工大学の農学部に進学しました。
    Q. 大学時代のことを教えてください。
    植物の遺伝子を研究するかたわら、専門的な分野を多くの人に発信する研究所広報の仕事に興味をもつようになりました。大学院では植物研究と並行して、様々なサイエンスコミュニケーション講座に通い、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータの資格を取得しました。仲間とともにボランティアの科学イベント運営団体を設立し、現在も定期的にサイエンスカフェというイベントを開催しています。
  • 科学と多くの人をつなげる仕事がしたい
  • Q. 現職を選んだきっかけは?
    化粧品は、機能性、安全性、感性などの条件が必要な科学の総合芸術。魅力や可能性の多い化粧品メーカーで、今までに得た知識やコミュニケーション力を活かし、科学と多くの人をつなげる仕事がしたいと考え資生堂への入社を決めました。
  • 研究所で生み出した成果を、分かりやすい言葉で発信するのが私の仕事
  • Q. 仕事について教えてください。
    入社後2年間は、洗顔料の研究者として商品開発に携わりました。お客様の要望をもとにトライ&エラーを繰り返し、商品を生み出す仕事はとてもやりがいがありました。26歳のときに研究所の学術広報担当となり、現在もサイエンスコミュニケータとして仕事をしています。
    Q. 現在の仕事内容を教えてください。
    研究所で生み出した成果を、分かりやすい言葉で発信するのが私の仕事。医療関係者の方々や患者様に向けて化粧品の説明をしたり、広報イベントの企画・進行も担当しています。研究者として培った経験も活かされていると実感しています。
    Q. これまでの仕事で印象的なエピソードを教えてください。
    毎年10人の女性研究者を支援し、研究助成する『資生堂女性研究者サイエンスグラント』を企画運営しています。私の発案で、『資生堂サイエンスカフェ』という広報イベントを立ち上げ、難しいと思われがちなサイエンスの魅力を多くの人に届けられるように取り組んでいます。
  • コミュニケータとして仕事のやりがい
  • Q. 仕事のやりがいを教えてください。
    様々なイベントや活動を通し、サイエンスの魅力や科学者の仕事に興味をもってもらえたとき。学生たちに『自分も理系進路を目指したい』と思ってもらえたとき。そんなときに、コミュニケータとして仕事のやりがいを感じますね。
  • 自分のセールスポイントを作り出してください!
  • Q. なるためには
    高校卒業後は、大学や大学院で農学系、生物系、化学系などの理系分野を専攻し、研究をする上で必要な基礎知識を学ぶのが一般的ですね。私も取得しましたが、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータの資格を取得しておくこともおすすめします。高校時代に取り組んだことは、今後の強みにつながっていきます。『やりたいこと、やれること、やるべきこと』をしっかりと考え、自分のセールスポイントを作り出してください!

  • 出会う人、こと、もの。すべてが発見と勉強です

    立川相互病院 / 薬剤師
    東京薬科大学 薬学部 卒業
    橋本 澪佳さん

  • 学業も仕事も原動力は「人」との繋がり

    株式会社ユーザベース FORCAS Sales部門 / マーケティング / カスタマーサクセス
    国際基督教大学(ICU) 教養学部アーツサイエンス学科 卒業
    勝山 航陽さん

  • 膨大な人が利用するトップページに小さな進化「使いやすく」を与え続ける

    ヤフー株式会社 メディアカンパニー / Webエンジニア
    東京都市大学 知識工学部情報ネットワーク工学科 (現:情報通信工学科※)卒業
    滝 悟志さん