机上の勉強だけでは分からない、 将来の自分を思い描くことにつながります。

掲載号:2016年春Vol.6[東京版]
  • 竹川病院 / 理学療法士
  • 首都大学東京 健康福祉学部理学療法学科 卒業
  • 櫻井 瑞紀さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.takekawa.gr.jp/
  • 体を使うことに興味を持ち、 理学療法士の仕事を知る
  • Q. 学生時代のことを教えてください。
    高校生のときに将来の仕事を考えてみたら、一般企業に勤める自分は想像できませんでした。人の体に興味があったので、体を使う仕事を調べていて、理学療法士の仕事を知ったのです。中学高校と陸上選手で、筋肉の使い方次第で記録が変化する経験などから、体への関心が育まれたのかもしれません。高校卒業後、首都大学東京の健康福祉学部に進学しました。
    Q. 大学生活について教えてください。
    解剖学、運動学を初めて学び、筋肉や神経各部の名称を一つひとつ覚えるなど、勉強は大変でした。でも、キャンパスでは、1学科1クラス40人が4年間ともに過ごすため、みんなとても仲がよくて。実技試験対策で互いに患者役をしあうなど、密な時間を過ごし、生涯の友が多数できました。
    Q. 勉学以外ではどんな思い出が?
    キャンパスが荒川区にあり、毎年夏に区と大学が協同して、泊まりがけの保健事業を実施していました。ぜんそくの小中学生が千葉県富津で遊びながら体を鍛え、病気への対処法を学びます。健康福祉学部2年次以上の各学科から一人ずつ参加し、企画から運営までを全て行います。とても楽しく、よい経験になりましたね。
  • リハビリは本人のやる気が重要
  • Q. 仕事について教えてください。
    理学療法士は、病気やケガで体がうまく機能しなくなった患者さんに、機能を回復するためのリハビリを計画して実施します。初めに患者さんからリハビリの必要性や目的を伺い、体の状態とあわせて方針や計画を決めます。例えば、退院までに自力でトイレに行って排泄できるようになりたいとか、3ヵ月後には電車を乗り継いで同窓会に出かけたいとか。リハビリは本人のやる気が何より重要なので、目的の設定はとても大事です。
  • 理学療法士と一対一でリハビリするのは1日1~2時間
  • Q. 仕事をするうえで心がけていることは?
    患者さんが入院中、理学療法士と一対一でリハビリするのは1日1~2時間、多くて3時間です。機能を回復するには、それ以外の時間をどう使うかがポイントになります。入院中や退院後に一人でできるトレーニングを教えるなどして、自宅復帰をサポートします。
  • 人と接するのが好きで向上心のある人に向く
  • 理学療法士の仕事は、体を使うことに関心があり、人と接するのが好きな人に向いていると思います。また、医療の世界は日々進歩しており、常に新しい知識や情報を吸収する必要があります。そういう意味では向上心も大切です。私自身、大学院で研究を始めて3年目になります。研究を続けやすいよう、配属やシフトに職場の配慮があり、感謝しています。
  • 好きなことを思い切りやって
  • Q. 高校生へメッセージをお願いします。
    高校時代は、好きなことを思い切りやってください。机上の勉強だけでは分からない、将来の自分を思い描くことに、きっとつながります。

  • 大切な国の仕事に携わり、充実と達成感の毎日

    財務省 / 関東財務局 東京財務事務所 第5統括国有財産管理官
    早稲田大学 文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系 卒業
    山下 那奈子さん

  • 電気設備の保守点検をおこない、安全・安定輸送や日々の運行を支える

    東急電鉄株式会社 / 電気技術員
    東京都市大学 理工学部 機械工学科 卒業
    西村 祐亮 さん

  • インフォグラフィックという表現方法を学び、それを活かす仕事へ

    株式会社朝日新聞社 / グラフィックデザイナー
    武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科 卒業
    北谷 凜さん