一級建築士として多くの建物の構造設計に携わる

掲載号:2016年秋Vol.7[東京版]
  • 大成建設株式会社 / 設計本部 一級建築士
  • 芝浦工業大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻 卒業
  • 長松 結莉香さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.taisei.co.jp/
  • 理系女子が考えた、将来の職業とは
  • 子どものころから、好きな科目は理数系。だから高校時代に大学選びをするときも、理系の大学が志望でした。しかし理系といっても、さまざまな分野があります。どの学部・学科を選ぶか、調べたり悩んだりしましたが、私の中で職業に直結するイメージを最も描けた『建築』に的をしぼりました。
    研究室に泊まり込みで模型を制作
    芝浦工業大学の建築工学科に進学し、建築の勉強がスタートしました。本学科の特徴は、1年次から本格的な設計技術を学べること。設計の授業では、プランに基づいて製図を書き、模型を制作します。1週間で課題を完成させなければならないので、大学の研究室に泊まり込みで作業に没頭しました。忙しい日々でしたが、多くの課題をこなしたことで、ものづくりの楽しさやおもしろさを知りました。
  • 構造設計の道に進むことを決意
  • 建築設計には、意匠設計、構造設計、設備設計などの分野があります。大学3年次で進路を考えるとき、私は構造設計の道に進もうと決めました。構造設計とは、地震や積雪などで建物が壊れないように、構造計算で柱や梁などの大きさや形状を決め、安全性を満たした設計図を作成することです。実際に建築会社で仕事をする構造設計者の多くが大学院を卒業していることから、私も院に進み、専門的に勉強しました。
  • 建設会社に就職し、「一級建築士」の資格を取得
  • 大学院を卒業し、大成建設に入社。設計本部の構造設計第三部に配属されました。一級建築士の試験には二年間の実務経験が必要なので、入社3年目に試験に合格し、資格を取得しました。仕事と試験勉強の両立は大変なこともありますが、会社では試験対策の研修やサポートが整っているので、安心して試験にのぞむことができました。
    工場や研究施設の設計を担当
    2015年に構造設計第二部に異動し、現在は工場や研究施設の構造設計を担当しています。自分が携わった建物が無事に竣工を迎えたときは、やっぱり感慨深いです。経緯をずっと見てきているので、建物への愛着もひとしおです。その後、建物が多くの人に愛され、利用されているのを見ると、この仕事を選んでよかったと実感しますね。
  • ものごとに真摯に取り組む人が多い
  • 構造設計者にはまじめな人が多い、とよく言われます。そう言われると確かに、ものごとに真摯に取り組む人が多い印象ですね。まじめだけでなく、課題や疑問を突き詰める精神も大切だと思います。この仕事につくために必要な資格はありませんが、構造設計を目指すなら、大学で建築を学び、大学院で構造設計の勉強をすることが近道だと思います。
  • 自分に合った場所を見つけよう!
  • 進路に迷っている高校生のみなさん、ぜひ自分に合った場所を見つけてください。私も高校生のとき、自分の進路を考えながら居場所を探したことで、今の道につながりました。大学も偏差値だけにこだわらず、幅広い視点で選ぶことをおすすめします。

  • 適切な薬を届けることで、患者さんの人生をより良くしたい

    アストラゼネカ株式会社 / MR(メディカル・レプリゼンタティブ)
    東京薬科大学 生命科学部 分子生命科学科 卒業
    太田 侑世さん

  • 点と点が繋がり、新たなデザインを生み出すきかっけになる沢山のものに触れ、観察すること。

    AMALA / ファッションデザイナー
    文化学園大学 服装学部 ファッションクリエイション学科 卒業
    湯目 嵐士さん

  • まだ世に出ていない新しいモノを生み出して、今より便利な世の中をつくる

    ソニー株式会社 / 研究開発
    立教大学 理学部化学科 卒業
    中込 湧士郎 さん