日本全国に出張し、さまざまな出会いに刺激を受ける日々
掲載号:2017年春Vol.8[東京版]

- 日本生命保険相互会社 / 法人営業推進
- 立教大学 文学部文学科英米文学専修 卒業
- 山口 亜紀子さん
- 勤務先ホームページ:http://www.nissay.co.jp/
- 1週間のうち 4日間が出張の日々
- 県庁、市役所、小中学校など地方の公的機関を訪問し、保険商品の提案・販売を行っています。火曜の朝に地方へ向かい、金曜の夕方までそちらで仕事、その日の夜に帰宅。月曜は本社に出社して打ち合わせや事務作業を。ほぼ毎週このパターンで、週のうち4日間は出張です。行き先次第で気候も環境も大きく変わるため、体調管理には気を遣います。
Q.入社してからずっとその仕事ですか。昨年4月までは別の部署で、保険加入・支払い・更新などにまつわる事務処理を担当していました。6年間その業務を担当したので、次はお客様に会える仕事をしてみたいと思っていました。今の仕事は加入者の方と直接触れ合え、とても楽しく刺激的です。
- 好奇心の赴くままに 活動も勉強も
- 高校では体育祭で応援団を、文化祭でクラス演劇のメインキャストを、3年間やり続けました。4月から9月まではその練習に明け暮れ、あとの半年で勉強していた感じですね(笑)。ほかに、校外の吹奏楽団に所属してトランペットを吹いていました。
Q.大学生活について教えてください。中学のときから英語が大好きで、立教大学文学部英米文学専修に進学しました。英語のディスカッションなどを通じて学んだコミュニケーション技法が、ヒアリングしながら提案するという、現在の仕事に生きていると思います。4年次にはロサンゼルスに留学し、各国の人とコミュニケーションをもつ楽しさに夢中になりました。留学中にボランティアやインターンシップ活動も。その一方で、学外では東京スカパラのようなバンドを組んで、ライブをやっていました。
- 色々なことに目を向けて過ごせば就活を恐れることはない
- 日本生命は父の勤務した会社ですが、父は私が中学生の時に亡くなりました。その時に生命保険金が支払われ、悲嘆と不安の中でとてもありがたかったことを覚えています。父の縁から立教OG職員を紹介してもらい、業務職の仕事について色々な話を聞きました。その結果、多様な仕事に就くことが可能とわかり、業務職に応募して採用されました。
- すぐに気持ちを切り替え、どんなことでも前向きに
- Q. 仕事をするうえで心がけていることは?お客様に断られてもすぐに気持ちを切り替え、どんなことでも前向きにとらえるようにしています。新しい環境に適応することと、それを楽しめるタフさも必須です。今後のキャリアプランは、大学時代に培った英語力を直接生かせる、外資系企業対象の営業や海外向けの保険業務などをと考えています。
- 高校生へメッセージ
- 就活では学業やサークルでの実績をアピールしなければと思いがちです。でも、私がそうだったように、色々なことに目を向けて過ごしていれば、家族や周囲の人から自然にヒントをもらえるものです。就活を過度に恐れず、学生時代は好きなことを楽しんでください。