日本人の目と培ってきた国際感覚で支援ネットワークのコアになる

掲載号:2018年春Vol.10[東京版]
  • 日本赤十字社 / 国際部 総合職
  • 聖心女子大学 歴史社会学科国際交流専攻 (現:国際交流学科)卒業
  • 赤松 直美さん
  • 勤務先ホームページhttp://www.jrc.or.jp/
  • 国際派遣する人材の育成研修
  • Q. どんなお仕事をしているんですか?
    日本赤十字社から海外に派遣する要員の人材育成を担当しています。人材には、医師、看護師、薬剤師といった医療職から、技術職、また事務管理要員など多岐にわたる職種の方々が登録されています。その皆様に向けて、例えば救援現場でどのような活動ができるのかというレクチャーや、世界190ヵ国にわたる国際的な赤十字社ネットワークの中で働く上で重要なルールなどを伝える研修を行います。
  • マイノリティの人々のための力に
  • Q. この仕事を目指した理由は?
    私が小学生の時にコソボ紛争が起こり、多くの難民が日夜移動して国境を越える現実を目の当たりにし、同時にその難民のために活動している人たちの姿が印象的で、幼心にも国際活動に興味をもつようになりました。その後、小学校高学年になってもその思いは褪せることなく、マイノリティに属する人たちのために何かしたいという気持ちが一層強くなりました。しかし高校時代に海外での活動を経験し、自分ひとりにできることは限定的だと感じ、より大きなつながりの中で力を発揮したいと考えるようになったのです。
  • 学生時代に得た貴重な経験
  • Q. 今につながっていることは?
    高校には、「奉仕の精神」がすべての学業や校風を横断していると感じて入学。高校時代には英語演劇部に所属し、チームワークの大切さを学び、人の心の機微を感じるうえで重要な素養が得られたと思います。大学時代には、外交官の経験がある教授のもとで世界情勢や日本の外交について学びました。日本外交はじめ国際関係について体系的に学ぶことができ、また少人数制である特徴を活かし、活発な議論やチームワークでの研究に励み、その時の経験が今国際社会で仕事をする上で非常に役立っています。学問としての知識だけではない、真に有意義な経験ができました。ほかにも大学内外でのボランティア活動への参加や、外務省主催の国際問題討論会への出場など、様々な経験を重ねたことは今とても糧になっています。
  • 引き出しをたくさん増やして
  • Q. 高校生へメッセージをお願いします。
    やりたいことを実現させる準備としての勉強もさることながら、別の環境で様々な体験をすることは「引き出し」を増やすことになります。高校時代という時間の中で、いい出会いと経験を重ねてくださいね。

経験を もとにしたアドバイス

海外活動中の自身が写るパネルの前で、当時の経験を語る。自らの体験からも渡航前後のケアが重要と語り、研修に力を入れている。

研修用 ポインターと赤十字の歴史書籍

研修で必ず使うポインター(右)は必須アイテム。英文書籍は、長い歴史の中で赤十字がどう成り立ち、活動してきたかの記録本。赤松さんのバイブルでもある。

  • 試験業務について、さまざまなことを学ぶ日々

    一般財団法人 ニッセンケン品質評価センター / 試験ラボ管理(繊維)
    芝浦工業大学 システム理工学部生命科学科 卒業
    小和田 真純さん

  • 患者さんに真摯に寄り添い、チーム医療に貢献できる存在になりたい

    学校法人北里研究所 北里大学病院 / 視能訓練士
    北里大学 医療衛生学部リハビリテーション学科 卒業
    沼澤 勇輝さん

  • 自動車エンジンの燃焼解析システム開発に携わり、忙しくも充実した毎日

    株式会社小野測器 / ソフト開発エンジニア
    東京電機大学大学院未来科学研究科 卒業
    三宅 雅俊さん