地域を支える女性警察官として活気を持って働き続けたい!

掲載号:2020年秋冬Vol.15[東京版]
  • 麹町警察署 / 地域課地域第一係
  • 帝京大学 医療技術学部 スポーツ医療学科 卒業
  • 佐合 佳奈美さん
  • 勤務先ホームページhttps://www.npa.go.jp
帝京大学
  • 小学校・中学校の9年間、ずっと空手を続けていた
  • Q.高校時代の思い出は?
    小学校・中学校の9年間、ずっと空手を続けていたので高校でも頑張りたいと思い、空手の有力校に進学しました。3年間の寮生活は大変でしたが、空手部の同級生8人はみんな仲良しで、非常に良い環境だったと思います。空手は負けたら悔しいですが、試合で勝ったときの嬉しさは格別です。また、大会では全国各地に行くので、日本中に友達ができたのが良い思い出になっています。高校時代の空手の成績は全国選抜第2位で終わったので、大学では日本一になるために帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科に進学しました。
  • 高校時代からの夢を叶えることができた
  • Q.大学時代の苦労は?
    所属していた空手道部では、毎朝6時半から朝練を行っており、朝練が終わったら講義に出て、講義が終わったら練習が始まるといったように時間的にも体力的にもハードな生活でした。また、同じ学科にはラグビー部・硬式野球部・駅伝競走部・柔道部など、さまざまな競技の選手が在籍していたのですが、休み時間の会話が良い刺激になっていました。帝京大学は試合の応援にも非常に力を入れています。私も試合のときは仲間からの応援が力になっていました。4年生のときには団体で全国優勝を果たすことができて、高校時代からの夢を叶えることができました。個人でも全国ベスト8の成績を残せたので、充実した大学生活でした。
  • パトカーを見て「かっこいいな」と思ったのがきっかけ
  • Q.警察官を目指したきっかけは?
    小学生のときに地元の警察署へ見学に行ったことがあるのですが、パトカーを見て「かっこいいな」と思ったのがきっかけです。そのときにもらったパンフレットをずっと大切に保管していました。高校3年生になって将来のことを考えたときに、卒業生が警視庁や県警に多く就職していたことと空手の強豪校であったことから帝京大学への進学を決めました。
  • 地域の方々が私の顔を覚えてくれて嬉しい
  • Q.現在はどんな仕事をしていますか?
    採用試験に合格し、警察学校に入校、法学、術科等、警察官として必要な教養、訓練を受けました。柔道、剣道、合気道の中からひとつ武道を選択して学ぶのですが、私は合気道に取り組みました。卒業後は麹町警察署へ配属となり、交番勤務を行っています。おおよそのスケジュールは朝7時過ぎから合気道の朝練をしたあと勤務に入り、17時過ぎに終了です。ただし、4日に一度は夜勤があります。体力的に大変なときもありますが、交番勤務をしていると地域の方々が私の顔を覚えてくれて声を掛けてくださるのが嬉しいです。
  • 女性が長く働ける環境
  • Q.この仕事を目指す高校生にメッセージを
    以前に比べて女性の警察官も増えていると思います。女性の上司もいるので相談事もしやすいですし、育休産休を取得して子育てと仕事を両立している先輩も多くいます。女性が長く働ける環境ですし、私も定年まで働きたいと思っています。警察官になるには体力も大切ですが、なにより元気がある人が向いています。大変なこともありますが、出会った人に元気に挨拶をすると、相手からも返事が返ってきて、自然とパワーが出てきます。高校生の皆さんもぜひプラス思考で、自分のやりたいことを目指してください。

  • 「女性の美しさ」を表面だけで語らず、見る人とのコミュニケーションを大切にする

    株式会社資生堂 / グラフィックデザイナー
    武蔵野美術大学 造形学部視覚伝達デザイン学科 卒業
    池田 昂己 さん

  • 世の中をもっと楽しく、快適に 笑顔が広がるメディアを作る

    NTTテクノクロス株式会社 / システムエンジニア
    東京工業大学 理学部情報科学科(現:情報理工学院)卒業
    重田 尚孝さん

  • 「困っている人を支援したい」それが、公務員をめざす原点だった

    江東区役所 富岡出張所 / 区役所職員
    専修大学 経済学部経済学科 卒業
    須永 優太さん