新時代の音楽体験を”音楽”×”コミュニケーション”で
掲載号:2021年春夏Vol.16[東京版]

- AWA株式会社 代表取締役CEO
- 東京都市大学 知識工学部(※2020年より 情報工学部に名称変更) 情報科学科 卒業
- 冨樫 晃己 氏
- 勤務先ホームページ:https://info.awa.fm/student_discount/
- プログラミングの基礎を学び、アプリ開発を始めた大学時代
- 小学校から高校まで野球をやっていて、将来の夢はスポーツトレーナーでした。その考え方が変わったのは、高校2年のとき。インターネットを使ったコミュニケーションサービス『mixi』がおもしろいと思ったんです。大学は情報系に進もうと決め、基礎からシステム設計技術まで修得できる東京都市大学に入学しました。 自由な校風と、プログラミングの基礎をしっかり学べたのはとてもよかったですね。それを土台としてAndroidやiOSのアプリ開発から始め、Flashを使ったウェブコンテンツなども作って知識を広げていって。そして、大学4年次からサイバーエージェントの内定者アルバイトとして働き出しました。なぜサイバーエージェントだったかというと、大学時代に親しかった先輩がいたから。裁量権があることやクリエイティブを生み出す力など会社の雰囲気を聞いて、ここなら自分の成長も早いだろうと考えたんです。 早くサービスを作れる人間になりたくて、知識が甘かったサーバーの設計や構築などサーバーサイドエンジニアとしての経験を積んだ後、AWAの立ち上げに参加することに。エンジニアと責任者、たった7人からのスタートでした。
- ユーザー同士のつながりが音楽の楽しみを広げる
- 僕はもともと音楽を基にしたコミュニケーションサービスに興味があり、期せずして、自分が学生の頃からやりたかったことを『AWA』で実現している感覚です。以前は音楽の楽しみ方って、“友達から借りたCDで知らなかった曲を知る”とか“父親のレコードで70’sロックの良さを知った”とか”ライブ終わりの余韻の中で語り合う”とか、聴くだけではない広がる楽しみがあったと思うんです。音楽サブスクが普及したことで、作り手は手軽に作品を届けられるようになり、聴き手も手元のスマホですぐに楽しめるようになりました。その一方で今は、気に入った曲を聴くだけで終わってしまう音楽体験も増えたように感じます。 その、一人完結してしまう音楽体験のもっと先にある音楽本来の楽しさを『AWA』で広げたい。そのために、たとえばサービス上で誰かが作ったプレイリストをシェアできたり、そのプレイリストを評価する機能などを導入していて、そこからユーザー同士の緩やかなつながりが生まれています。“音楽×コミュニケーション” のスタイルはまさに『AWA』独自の強み。機械的になりがちなサブスクリプションサービスにも人間の温かみを持たせたいんです。
- 聴くだけではない音楽の楽しさを届けたい
- AWA株式会社は”Make It Dramatic!”というビジョンのもと、音楽とともにある人生をもっとドラマチックにする体験を提供する会社です。作り手の様々な想いやストーリーが音楽となり、聴き手がそれぞれのストーリーの中でその想いに触れ、また新たな想いやストーリーが生まれる。そうなることで、人生はよりドラマチックになっていくと思っています。でも、その体験を届けるための”音楽サブスク”は僕らにとって過程の体験であり、インターネット社会の現代にマッチした「聴く」環境を整えるためのひとつの手段に過ぎません。 最近、AWAの新しい機能として「聴く」の次の体験「聴くだけではない音楽の楽しさ」の提供をスタートしました。それは、ユーザー同士がリアルタイムに同じ空間で音楽を流し合い、語り合ったりできる無料のオンライン空間「LOUNGE」です。僕が追求していきたいのは、クリエイターもリスナーも音楽を通して心が動かされ、人生がドラマチックになることで、その表現方法はなんでもいい。そんな人生であふれる世界を目指し、今後もあらゆる方法を考えて実現していきたいと思います。

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