より多くのお子さんやその保護者の方の手助けが出来る仕事
掲載号:2022年春夏Vol.18[東京版]

- コンビ株式会社 / ベビー営業部
- 武蔵野大学 教育学部 幼児教育学科 卒業
- 日下 祐実さん
- 勤務先ホームページ:https://www.combi.co.jp/
- 幼稚園の時の憧れの先生みたいになりたい
- 私は幼稚園に通っていましたが、その時のことを今も鮮明に覚えています。かなり活発な子供で、園庭も広い大きな園の中で走り回り、先生と一緒に遊ぶことが大好きでした。もしかしたら先生を独占しているかもしれないと思うほど、一緒に過ごした時間が長かったように思います。その時から、こんな先生になりたいな、という思いが芽生えて、幼稚園教諭か、もしくは保育士になりたいと考えるようになりました。少しでも夢に近づくために、大学まで直結出来る高校を選ぼうと母からアドバイスをもらい、高校からしっかりと進路を決め、その先の付属である武蔵野大学に進学しました。
- 大学時代のアルバイトで見えてきた道
- 夢に向かって進んだ教育学部でしたので、それについて学び、理解を深めていきました。大学に入るとアルバイトをする人が多いのですが、周りの友達も学童保育など教育に携わっている方が多くいました。そんな中で私は、別の切り口から自分自身が成長出来る環境はないか、視野を広げてみることにしました。それが現職にも直結するベビー専門店でのアルバイトです。このことをきっかけに、子供だけではなく、ご両親やご家族にも幅広く貢献出来るような仕事に就きたいと考えました。ベビー専門店ではコンビの商品を多数取り扱っていて、お客様の買い物カゴの中には必ずと言っていいほどコンビの商品が入っていました。多くの人に受け入れられている会社だと感じ、就職先に選びました。
- 仕事で新しい取り組みをしています
- 私は現在ベビー営業部で、法人企業の営業をしています。具体的な取引先はGMS(総合スーパー)ですが、チャイルドシートやベビーカーなどコンビ商品を定番として置いていただく営業のお仕事です。取引先の価格相場より、コンビの商品が高めで苦戦することもありますが、導入した商品が売れることによって、単価アップも見込めるので、Win-Winの関係を築けています。他にも、新しい取り組みとして、店舗でコンビのコーナー展開をさせていただくラウンダーの仕事も任されています。レイアウトの指示や販促物などを用意して店舗にアドバイスをすることによって、お客様のご来店が着々と増えてきていますので、とてもやりがいを感じています。
- 悲観的ではなく、前向きに自分自身を把握しておく
- 自分がやりたいことを明確にしておくと良いと思います。学生の時期に、自分はどういう人間か、見つめ直す時間が必要だと私は感じています。私自身も、ずっと教育の仕事を目指していましたが、一般企業に勤めることになった背景には、こういった時間があったからこそだと思います。例えば「勉強は出来ないけれど、違うことは出来る!」という風に、ポジティブに捉えて、それぞれの良い部分を伸ばして貰えたらいいなと思います。

就活中にコンビの社員の方にお会いし、考え方や社風に共感し、入社に至りました。