デザインがあることで 彩りを与え、心を豊かにする
掲載号:2022年春夏Vol.18[東京版]

- アクセンチュア株式会社 / ビジュアルデザイナー
- 武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科 卒業
- 荒井 美波さん
- 勤務先ホームページ:https://www.accenture.com/jp-ja/about/accenture-song-index
- デザインポスターや紙媒体などを作ってみたい
- 元々広告業界に興味があり、武蔵野美術大学はポスターや平面のデザインの資料の所蔵が非常に多く、私の関心が集まる場所でしたので、進学先に選びました。大学では活版印刷の工房やシルクスクリーン工房など実際に手を動かして作業する施設が非常に充実していたことが魅力的でした。1年次に彫刻の授業や日本画の授業を受けたことは印象に残っています。「この学科で本当に良いのか」と見極める為に、幅広く美術の学びや表現に触れ、視野を広げられた上で、本当に学びたいことを深く追求出来たことが良かったなと思います。
- チームの力でお客様の変革を支援
- 大学院を卒業後に広告代理店に一度就職しましたが、もっと顧客に寄り添える仕事をしてみたいと思い転職。現在はアクセンチュア ソング傘下のフィヨルドに在籍しています。仕事内容は、官公庁や小売業界、通信会社など幅広い業界のお客様の変革を支援するアプリやWEBサイトのデザインを作っています。お客様や同僚とディスカッションしながらデザインを研ぎ澄ませていき、チーム皆で一つのものを作り上げていきます。また、一つ一つの経験が次の仕事にも活きているので、個人ワークでは得られない気づきやアイデアを実現できます。
- 求められるのは協調性があり能動的に動ける人
- お客様が求めるゴールや、同僚の意見を聞いて、それをどういう風にアウトプットしていけば良いのか、コトバ化して論理的に説明し、それを具現化する瞬発力と協調性が求められます。パソコン関係のスキルがあるとより良いです。お客様によって使っているパソコンのソフトが違うので、現場に入ってからソフトの使い方を覚えるということも時々あります。そうすると仕事をしていく中で、どんなソフトもオールマイティに使いこなせるようになっていきますし、常に成長していける仕事だと思っています。
- 大変な事もあるけど自分自身を信じて
- 芸術や美術は生命維持の観点では優先度が低いものかもしれませんが、これがあることによって彩を与え、気持ちを高め、豊かにするものだと考えています。ココロを強く持って自分自身を信じることが道を切り開くことになると思いますので、夢に向かって頑張って欲しいと思います。

世界最大のデザインスタジオであるフィヨルド(アクセンチュア ソング傘下)に転職しました。

良いデザイン提供には、お客様はもちろん同僚の言葉も大切にしています。